高齢者住宅

少子高齢化と言われ続けている日本。
政府が公表した「2012年版高齢社会白書」によれば、65歳以上の高齢者数は2011年10月現在、過去最多の2,975万人となり、総人口に占める割合である高齢化率も過去最高の23、3%に上がりました。

人生90年と言われるこの時代、日本人の平均寿命は男性が79、6歳、女性は86、39歳となっています。

しかし、高齢になれば身体にも衰えが生じ、若くて健康な人にとっては何でもないことが負担となってきます。

例えば、住宅の玄関先の段差でつまづいたり、杖や車椅子を仕様している高齢者にとっては大きな障壁となるでしょう。

またトイレや浴室などでの身体の動きを支える手すり一つがあるか無いかでも、高齢者にとっては大きな違いになります。

このような身体的弱者が健常者と同様にラクに利用できる住宅や設備はユニバーサルデザインの一つとして考えられています。
日本ではバリアフリーという呼び方のほうが一般的ですが、ユニバーサルデザインという広義のなかの在り方がバリアフリーです。

人口ピラミッドを見ても一目瞭然である、将来の住宅需要は高齢者住宅となるでしょう。

些細な部分に気遣いが施された住宅は、高齢者に限らず、小さい子どもや妊婦にとっても安全で暮らしやすいことは想像しやすいでしょう。

需要を先読みして供給をすることが利益をもたらすことも容易に想像できます。今後、絶対に必要とされる住宅のスタイルを知り、リサーチしておくことは、不動産関係者にとって重要なことではないでしょうか。