不動産投資の物件選定

不動産投資の物件選定は、最も重要な課題です。
投資を行なうのですから、選定の基準は何よりもまず金額という条件があります。

自分が投資を行なえる金額でなければ実現しませんから、いくらまでなら余裕を持って投資できるかということになります。
銀行ローンを組むのであれば、月々にできる返済額と期間から、融資可能な金額が見えてきます。

ここで、物件の金額上限が出るはずですので、それを超えない範囲で選定することになります。

次に重要なのは物件の情報です。
情報を数多く得ていなければ、好条件の物件を逃してしまうことになりますので、自分なりのネットワークをつくっておくとよいでしょう。

初めはとにかくいろいろな不動産業者に会い、さまざまな情報をもらいます。
またインターネットの不動産情報サイトも同時に活用して、段階的に信頼できる不動産業者の優先順位をつけておきます。

物件がある所在地は、不動産投資初心者は、短時間で自分が直接見に行ける場所であることが望ましいと言われています。
何か問題が発生した場合、また、周辺環境が変わる事態が起こった場合など、あまりにも遠方だと実際に見に行くことが困難になるからです。

予算、立地が見えてきたら、物件そのものは業者からの説明と自分なりの分析で、収益性や将来性を判断してみましょう。

収益性が若干悪くても、自分が愛着を持っている物件であったり、何かこだわりたい物件の場合は、そのこだわりが投資で得る利益を上回るかどうかよく自問自答してみるとよいでしょう。

マンション投資とマネープラン

マンション投資とマネープランを考えることは、投資を始める人にとっては重要なテーマです。

マンション投資を行なうにあたっては、自己資金をどのように調達するか、そしてその後のローンの支払いや月々の財務をどのようにするか、金利や修繕費なども含めて総支払い額がどの程度と見積もることができて、賃料や利益はどうなるのか、まずは試算しておくことが大切です。

このマネープランのシミュレーションは投資を始めるときはもとより、少なくても1年に一度、理想は3か月に一度の割合で見直すことも大切です。

とくに長期金利上昇や消費税率引き上げなどが懸念されている昨今、利回りは日本経済全体の動きによっても大きな影響を受けますので、小さな材料も見逃すこと無くマネープランに反映させて、リスクマネジメントをしておくことが大切なのです。

長い人生におけるマネープランは投資を行なう人の人生設計にも当てはめてみる必要があります。
結婚、育児、子供の教育、子供の結婚、定年など人生の節目とともにお金の計算をしておくことで、収支シミュレーションも現実的になります。

またマンション投資においてはキャッシュフローのマネープランも重要です。
賃料の収入、管理費や修繕費、税金といった経費のキャッシュフローについてもシミュレーションしておかないと、資産が増えているはずなのに手元の現金が足りないという矛盾した事態も起こってしまいます。

マンション投資とマネープランは、投資家にとって二つでセットであると考えておいたほうがよいでしょう。

マンション投資

マンション投資の賢いやり方

マンション投資の賢いやり方を訊かれたら、安く買って、高く貸す、あるいは高く売るというのが単純な回答です。

例えば仮説として今後、日本経済が大きく回復したとします。
金利は長年、ほぼゼロ金利で推移してきましたが、経済全体が回復して成長傾向になると長期金利上昇が大きく上昇します。

マンション投資を行なうならば、経済成長が確実だと分かっていて、不動産価格も金利も低いうちに物件を購入しておくことが、利回りを増やすことにつながるということは誰が考えても正論です。

また景気が良くなれば、家賃収入だけなく、売却益を出すことも可能になってきますから、短期間で大きな利益を出すことも夢ではありません。

今、2,000万円の物件を購入して、毎月15万円で貸すことが相場だとすると、1年後には18万で貸せるかもしれませんし、物件価格が2,200万円になっているかもしれません。
しかも借り入れる銀行ローンの金利が0.1パーセントも違ってしまったら、利益には大きな差が出ることになります。

ただし、どんなに景気が良いと言われても、自己資金が無い、あるいは物件の価値をきちんと確かめずに勧められるままに流されてしまうなどといった状態では利益を望むのは困難です。
マンション投資の賢いやり方は、景気の動向をしっかりと読み取って、いくつものシミュレーションを行ない、自分に合った無理のない計画を立てることにあります。

マスコミの報道や人の意見に振り回されるのではなく、自分なりの判断との人生設計が重要であることをしっかりと意識しておくことが肝心です。

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